小児歯科専門医
小児歯科学会専門医は、厚生労働省の認可を受けた、高度な小児歯科に関する専門的知識並びに治療技術を有する歯科医師です。専門医の資格は、5年以上本学会に属し、学会が認めた大学の付属病院などの医療機関において5年以上にわたり相当の臨床経験を有し、小児歯科臨床に関する報告発表し、試験に合格した者に与えられます。試験では筆記試験と小児歯科に関する症例の展示と諮問試験が厳正に行われます。資格取得後も、専門医としての高い臨床レベルを維持するために、更新は5年ごとに行われ、学術大会への出席や発表、および学術誌における報告を行うことが義務となっています。(日本小児歯科学会HPより抜粋)
2022年2月24日現在の歯科医師総数は約10万人です。その中で小児歯科学会の会員は5059名です。日本の歯科医院が掲げる標ぼうの多くが「歯科・小児歯科」であることを考えると非常に少ない数です。その中の1162名が専門医の資格を持っています。さらに専門医の先生である専門医・指導医は233名と少数です。